東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE

2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。岩手県の三陸沿岸地域は甚大な被害を受けました。この災害に対し、民間レベルでできる支援活動に取り組みたいと考え、県内在住有志で「SAVE IWATE」を立ち上げました。

日別アーカイブ: 2011年4月12日

私たちにできること


2011.2.13 リアスホールの窓から見た、穏やかな大船渡の風景

初めて被災地に立った人の多くは、言葉を無くします。あまりにも甚大な被害に圧倒され、人間の無力感を思います。

しかし、震災後も海は、以前の海と全く同じです。穏やかに朝日に輝き、夕闇に消えていきます。波の音も以前のまま。100年前と同じ音です。

SAVE IWATE のトラック、スタッフは片道約2時間をかけて頻繁に沿岸を往復しています。10トントラック、2トントラック、1.5トントラックが要望に応えて、物資を運んでいます。そのトラックに乗せる物資の仕分けを、いつも丁寧にしてくれるボランティアが沢山います。さらに緊急支援から、復興支援に移ることを想定して、ボランティアが寝泊まりできるキャンプ村の用地を探す人、心と体のケアを提供する人、震災の調査をしつつ復興計画への提案を準備する人など、SAVE IWATE のボランティアは活発に動いています。
現在、大船渡のリアスホールでは、さんさんの会が中心になって、約1500人の被災者に食事を届けています。SAVE  IWATE では調理係のボランティアを募り、さんさんの会の要望にあわせた食品を供給をするとともに、今回 調理に必要な60センチの寸胴鍋を7個提供しました。また配達する時、衛生面に配慮するための容器として紙コップ5万個を活動支援金から届けました。

被災地があまりにも広範囲なため、SAVE IWATEにできる支援はまだまだ微力ですが、これからも一人でも多くの人の復興に役立ちたいと思います。今後とも皆様からのご助言をよろしくお願いいたします。

会計担当から

会計担当から、再度のおねがいです。
皆様から沢山のご送金をいただきながら、ご報告ができないことを、大変心苦しく思っております。
岩手銀行の口座に送金下さった方で、純粋な義援金なのか、SAVE IWATE の活動による活動支援金なのか、確認ができない状態が現在も続いています。もしメール等に返信されていない方がいましたら、今一度ご確認下さい。

返信がない場合は記述してあるとうり、活動に賛同頂けたと解釈させていただきます。重ねて匿名希望と連絡がない場合はお名前のみWEB上でご紹介しますこと、ご了承下さい。この結果を待って、3月の会計報告をいたします。

今後、このような煩雑な手続きをなくすため、専門家の助言をもとに、郵貯の口座を設けました。数日中に告知いたしますので、よろしくお願い致します。

いわて銀河プラザでの募金

4月9日、10日 東京都中央区銀座5丁目、 いわて銀河プラザ前で、募金下さった皆様ありがとうございました。

  募金額は1.039.116 円でした。    

中にデパート商品券がありましたが、現金と交換してくれた人がいましたので、募金額に加えました。さらにオーストリア硬貨5セントがありました。外国の硬貨については、後ほどまとめて両替いたします。募金をして下さった方、ボランティアで街頭に立ってくれた方、皆さんの思いをいち早く、被災地にお届けしたいと思います。 

日本中の人達が、東日本大震災の被災者に寄り添っていることを感じる、大変重みのある募金でした。

フェアを企画した有志は、皆さんが岩手の生産者を応援して下さることがわかり、これからも継続的な出店を考えたいと言っていました。お店で買い物をする時、是非、岩手をはじめ東北各県の商品を買って、生産者が少しでも立ち直れるよう、応援して下さい。どうぞ、よろしくお願い致します。