東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE

2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。岩手県の三陸沿岸地域は甚大な被害を受けました。この災害に対し、民間レベルでできる支援活動に取り組みたいと考え、県内在住有志で「SAVE IWATE」を立ち上げました。

月別アーカイブ: 8月 2018

広島市安芸区に支援物資をお届けしました

 

平成30年7月17日、一般社団法人SAVE IWATEでは、平成30年7月豪雨の被害に遭った広島市安芸区の社会福祉協議会に支援物資を搬送して参りました。
支援物資の内容は一輪車やスコップ、高圧洗浄機に洗濯機など、浸水家屋の泥だし、洗浄に役立つ道具一式です。岩泉町社会福祉協議会からご提供いただいたものをお預かりし、2トントラックに満載してお届けしました。
岩泉社協が平成28年の台風10号被害の際に用いて、以来備蓄していた道具一式を、今回の豪雨災害で被災した地域に役立てて欲しいとのことでご提供いただきました。

広島市社会福祉協議会にはいわてNPO災害支援ネットワーク“INDS”所属団体の遠野まごころネットが連絡員を派遣していて、広島市内のニーズ調整を行い、広島市安芸区へとマッチングしました。
安芸区は、広島市内で最も被害が甚大だった地区です。全壊家屋が66棟、半壊が88棟、一部損壊が22棟、床上浸水が388棟、床下浸水が439棟、合計で1,003棟が被害を受けました。これは広島市内の総被害家屋数1,849棟の、実に54%に達します。広島市の東側に位置し、山際の住宅地を多く含む地区です。
https://goo.gl/maps/eFtuQkC47wK2

ボランティアセンターは安芸区社協本部に加えて、矢野、畑賀、中野、瀬野の4つのサテライトがあり、区内に点在する被災地域をカバーしています。SAVE IWATEのトラックは社協本部に入り、まとめて支援物資をお渡ししました。サテライトはどこも道の狭い地域にあり、2トントラックで乗り入れることは難しいとのことでした。

翌日18日、我々スタッフは被災地域の一つ、矢野東地区を視察しました。
https://goo.gl/maps/A4D1N7EEhk92
広島市市街地の東端に位置しており、山の斜面に住宅が密集している町です。宮下川と矢野川という小河川に挟まれていて、この2つの川の氾濫によって甚大な被害を受けました。豪雨から12日たったこの日でも、いまだに流木が川の流れをせき止めており、道路にあふれ出ているところがありました。警察官の2人が行方不明のままで、捜索も続けられていた状況です。
矢野東地区は広島市中心部からは山に隔てられていて、原爆の爆風被害を免れた場所です。戦前からのものであろう、古いたたずまいの民家が何軒もこの水害で被害を受けてしまいました。

現場を回り終えて衝撃を受けたのが、斜面を下りきった神社に安置されている「水害之碑」の存在です。明治40年(1907)に起きた、同地区(旧矢野村)での水害を記録した石碑で、死者64名、負傷者62名、家屋流失152棟と被害の全容が書かれています。約100年前に同じ場所で大きな水害が起きていたことを知り、まさに災害は忘れたころにやって来る、予想外に長いスパンで繰り返されるものなのだと思い知らされました。

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支援物資をご提供いただいた岩泉町社会福祉協議会の皆様、活動支援金を募金して下さった皆様、誠にありがとうございます。SAVE IWATE並びにINDSでは、今後も平成30年7月豪雨の被災地支援を行ってまいります。

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