東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE

2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。岩手県の三陸沿岸地域は甚大な被害を受けました。この災害に対し、民間レベルでできる支援活動に取り組みたいと考え、県内在住有志で「SAVE IWATE」を立ち上げました。

ボランティア番屋 週報

ボランティア番屋の鈴木智太郎です。

12月19日からの業務内容と今週の予定をお伝えいたします。

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 平成25年12月19日(木)~12月27日(金) 》

【ボランティア参加人数】 27名

・12月18日(水)

山田町内人形劇公演(承前)

会場の保育園ホールでは開演前、空間を体感するよう演者によりリハーサルが行われた。

演技エリアの習熟が目的であったが、思いのほかのびのびと身をかわす仕草に不自然な様子はなく、演出で云えば、

演者が人形操作に集中できるよう、短い台本であるにしても、多様な解釈から生まれる物語性がつながっていき、それが

人形操作を通すことで観客に届く。

 

そういう人形劇の特性を知って愉しんでもらえるよう稽古をすすめたが、その点の問題は見当たらなかったことは演者

皆さんによる取り組みに尽きる。首筋の緊張が解ける思いがした。 豊間根保育園では園児50余人、保育士さん15人程の

観客数を頂き、舞台はセリフのかち合いもなく恐竜の子どもは園児から、タラちゃん、と命名されると、じゃおかあさんは

と会場から聞かれた演者は、サザエです、と答えるオチがついた。

 

保育園より「今回子どもが喜んで観たのは、分かりやすい内容で一緒に楽しめたからでしょう。また来てください」

との感想をいただき、演者は「緊張はもちろん、不安もありましたが、のびのびと演じることが出来たように思います。

劇中子ども達と一緒に歌ったり、呼びかけに明るく答えてくれて、なによりその笑顔がうれしかった」(遠藤美沙)

「この人形劇を通して自分の仕事により誇りを感じた」(武田友紀)

 

人形劇団でっぽ公演は翌月末まで、9か所を巡演します。

・12月19日(木)

なんでもやろう会準備【8名】

サロン活動「こびるの会」はパステルシャインアートに4名が参加した。

右脳に活性効果のある芸術療法として、高齢者施設にも採用されているが避難生活のストレス回避として着眼した。

「夜の町並みシルエットと雪山、ふたつのテンプレートで2種を描きます。削ったパステルをパフで円をえがきながら

のせていきます。先生のお手本をみて、最初、むつかしそう、絵はやったことないからできない、と不安の声があが

っていましたが、開始してしばらくすると無口になる程真剣に取り組み、ここはもっと濃くしたい、色を重ねたい、等の

こだわりも生まれ、思い思いに仕上げていました。

 

没頭できる、味が出ていて良いね。お互いの作品の見せ合いっこで会話が弾み、とても楽しんでいました。

ボランティアの仰木さんお手製のゼリーを頂きながら、同じテーマでも個性を持つ作品を前に、やってみないと判らない、

みんなそれぞれよね、と笑顔です。(遠藤美沙)

芸術療法はそろそろ、支援者支援に携わる方々の身近なひとつのツールになると良いのだが。

 

○大槌釜石防潮堤勉強会に鈴木竜一が出席した。

「今までは居住区への津浪越流防止と安全性の問題が中心であり、予算、竣工期間、維持管理や次世代への負担は

あまり議題にはならなかったものが現在、子育て世代によっては子供の成長に合わせ、見切りをつけて移住を考える

世帯も少なくない。 同時に防潮堤が完成するまでまちづくりが進まない現実は、そこに住み続ける人々がどこまで

耐久出来るのか。

 

4年の歳月と相応の予算を費やす防潮堤とかさ上げが、住む人を支えるとは言えない状況が2年9か月経過の大槌町

の現実と感じました。

災害について、普段の防災としての堤防、砂防堤などの人工構造物は、山間部、河川、海浜において同じく重要で

あることは言うまでもありませんが、すべての自然現象から生命・財産を守ることはできません。過度の依存はそう

いう環境を許容した人々とそれを推進してきた地域の、過去から震災直前までの首長に責任が及ぶ。つまりは共依存

の構造が無責任に被害を大きくした背景も忘れてはならないと感じています。

そして私たちは目の前の問題を先送りにする選択が次の被害を担保し、負の財産を押し付けてしまう現実を見据えなけ

ればならないと思います。」

・12月20日(金)

エコクラフト作業【2名】

事務処理日。

・12月21日(土)

なんでもやろう会準備【3名】

事務処理日。

・12月22日(日)

エコクラフト作業【1名】

・12月24日(火)

ボラ番ミーティング。

・12月25日(水)

エコクラフト作業【1名】

人形劇団でっぽ公演(承前)

船越保育園の子どもたちは約30名。豊間根保育園よりは人数は少なかったものの、劇中語りかけてくれるなど

反応は上々に返ってきました。終わりの挨拶には「もう終わりなの」「早い」などの声が聞かれ、楽しんでもらえた

のかなと嬉しく感じるものがあると同時に、公演後メンバーとは、台詞が少し早かったこと、アドリブを増やしてみよ

うと課題もみつけることができました。

 

次の日台きずな保育園は、台湾赤十字組織から寄せられた支援金によって新築された保育園。

約20名の子どもたちの前で演じました。先ほどの経験を踏まえ台詞はゆっくり丁寧を心がけ、アドリブも交えながら

行いました。子どもたちは全体的におとなしく、劇は終始静かに進みました。なかなか反応が返ってこず、ひやひや

する場面もありました。

しかし、帰りの玄関先で「また来てください」との言葉をいただきました。

今回は保育園ごとの特色がそれぞれあることを肌で直接感じるものでした。子どもたちの笑顔は気持ちが明るくなり

ます。少しでも広がっていけばと思います。次回は年が明けて1月の予定です。

(遠藤美沙)

・12月26日(木)

なんでもやろう会準備/大槌町内クリスマスツリー撤去作業【10名】

「約4mのモミの木をクリスマス装飾共々、撤去しました。

参加者には神奈川からお越しのボランティアさんも参加し、それぞれ連携しての作業でしたが、人員確保のため、

ワーカーズコープ大槌作業所さまへもご案内し、合同で作業に当たりました。

撤去したモミの木について、こども夢ハウスおおつち様が設置した安渡地区「すりきず公園」へ搬入、薪ストーブの

燃料として再利用を提案し実施しました。すりきず公園ではストーブ用薪を冬期間必要とのことですが、年明けの

ご挨拶とともに、支援者支援の観点から打ち合わせを行う予定です。」

(鈴木竜一)

・12月27日(金)

エコクラフト作業【2名】

事務処理、大掃除、忘年会。

・12月28日(土)

大掃除。

今後の予定=======

 

 

  年末年始のボランティア番屋ならびに無料宿泊所運営は1229日から16日まで

  お休みさせていただき、17日 900より通常業務となります。ご了承ください。

 

 

  今年も皆様にはたいへんお世話になりました。どうか良い年をお迎えください。

  (ボランティア番屋一同)

 

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