東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE

2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。岩手県の三陸沿岸地域は甚大な被害を受けました。この災害に対し、民間レベルでできる支援活動に取り組みたいと考え、県内在住有志で「SAVE IWATE」を立ち上げました。

ボランティア番屋 週報

ボランティア番屋の鈴木智太郎です。

11月19日からの業務内容と今週の予定をお伝えいたします。

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 平成25年11月19日(火)~12月1日(日) 》

 

【ボランティア参加人数】 29名

 

■11月19日(火)

なんでもやろう会準備【2名】

釜石地域では受託事業の貸出用チャイルドシート50脚を流失したのち補充がはかどらず、沿岸の子育てに不便を被っている

事情から鈴木竜一が個人メアドを用い対応を進めている。物資受け入れ窓口の個人メアド化は業務混乱を避けるための暫定

処置なのだが、とある団体のなかにはこの一見間口を狭めた対応を不満とされる方が居り、それは番屋さんの都合でしょう

との声が寄せられた。しかし、こういう見方がある。

 

現在ボランティア番屋は物資支援を大幅に縮小し、災害風化防止とそれにかかわる企画運営を中心に据えた事業に推移して

いる。このため専用窓口を設け、添付画像を元に不適格品の受け入れをご遠慮させて頂き、そのなかでお寄せいただいた

チャイルドシート、乳母車は逐次配送とする。

支援物資在庫を皆無に抑えておく必要に基づく手順となった。

がれき撤去が進み復興の下準備が整いつつあるなか、ご厚意の支援品を一刻も早く沿岸へ躍起となり、動いてから考えるき

らいのあった鉈屋町番屋は過去の事象となっており、この対応は鈴木竜一の達見と云える。

・11月20日(水)

なんでもやろう会準備【2名】

釜石市菊地写真館打ち合わせと作品選定。

(鈴木智太郎)

大槌町内で開催されたワークショップ【震災から生まれたもの を終えて】に鈴木竜一が出席した。

「大槌町内での様々なワークショップで出ている内容がほぼ同様であることから、住民、団体、行政で共有しその声を繋ぐプラッ

トホームのシステムと運用をどうするか。人的支援をどうするか」に集約していったと報告。

・11月21日(木)

なんでもやろう会準備/こびるの会開催【4名】

「そば粉はニッパチ、2/8にしてあります。ここからの決まりは、そば粉を溶く水、今日は25℃にしましょう、それをきっちり

130cc、ぬるま湯はそば粉に浸透しやすいからです」

講師の瀧澤さんの手元では手順通りにそば粉がぬるま湯を含んでいく、やがて器のなかでは300gのそば粉が均等なあられ大

の大きさに粒立っていき、それは粉が育っていくような感覚で、仕込みの始まりが最大の難所であるにもかかわらず進行する

いろいろな要素に無理がないことが判る。

「手に力は入れないでね、例えばシャンプーで髪をとく感じでね」

皆さんは「シャンプーで髪をとく」という説明に感じ入るところがあったようで、指先の力が一斉に抜け一気に作業が捗ってやが

て粉っぽさがしっとりした肌つやの団子になった頃から、そばにまつわる会話が弾み、沿岸地域の軽食や嗜好品へ、思い出へ

とつながって行く。時にそれは聞く者に寂莫感を抱かせる時がある。災害とはいつまでも残忍なものだ。

 

うどんのように寝かせる事のない手打ちそばは一気呵成の段取りが必要で、集落には名人が居てね、練る、伸ばす、切る、

煮る、それぞれに上手な年寄りが居たよ、動けるうちは90歳でも役割があったんだ、そんな昔話に参加者は、そう、そう

とかつての関わりを噛みしめる、これなど手打ちから始めなければ聞くことの出来ない話だろう。

だからこびるの会は愉しい。

 

そば粉をまぶして麺を細く切り出す包丁さばきはみなさん中々の腕前、思わず、上手ですねと声を掛けると、「いやいや、

鈴木さん、何言ってんの、みんなダイドコロにずっと立ってたお母さんなんだよ、幼稚園児じゃねえよ」と返ってくる。

これだからこびるの会は怖い。

 

茹であがりを冷水で締めた打ちたてそばの気品と香りにみなさん驚いたようで、スタッフの仰木さん手製の天ぷらが華を添えた

今回のこびるでは、手打ちのボランティアとして沿岸でもそばを振る舞う瀧澤さんが勝手の違う内陸避難生活を聞き、気を揉ん

でいらっしゃったのが印象的であった。

・11月22日(金)

なんでもやろう会準備【3名】

事務処理日。

・11月23日(土)

なんでもやろう会準備/大槌町内装飾作業【3名】

鈴木竜一が2回目となる大槌まちづくり文化祭に運営参加、現地大槌町の声を伺った。

復旧復興で重要と思われるのは住民間の情報共有が十分に行われる事と災害以前に遡り地元の魅力に住民が気付かず、

気候や環境を通じて地場産業を生かせていない現状をどう捉え、変えていくか。

 

前半では町の魅力を参加者全員で話し合い、後半は魅力や問題を題材に二十年後の或る日に発刊される「みらい新聞」の

記事を作成した。未来への目標設定はまちづくりや問題解決の手法として、ひとつの道しるべとして取り組むに値するとの

感想が上がり、今後も前向きかつ現実的な話し合いの場が持たれることを期待します。

(鈴木竜一)

・11月24日(日)

大槌町内装飾作業/エコクラフト材料準備【3名】

前日の「まちづくり文化祭」と並行して町内仮設小中学校敷地内では、イルミネーション設営、クリスマスツリー設置が

ボランティア有志によって行われた。ツリーは現地のモミの木を伐採して移設、装飾を施し、イルミネーションは原画を

マーキング、トレースしてそれぞれ2日を要して完成させた。

NPO法人ASSIST SANRIKUの呼び掛けに応じたもの。

(鈴木竜一 遠藤美沙、大久保誠、沼里捷夫)

武蔵野美術大学学生団体の沿岸視察希望が岩手もりおか復興ステーションを通じて打診され、実施の運びとなった。

6名がしぇあハート村内無料宿泊所を利用し当日午前9時より帰盛18時まで、往復移動約5時間を差し引き陸前高田、

大船渡市内罹災地区に足を踏み入れ大災害の傷跡を体感した。

 

公益社団法人助けあいジャパン陸高担当職員より「陸前高田被災地語り部 くぎこ屋」のご紹介を受けツアーに組ませて

頂いた。被災者でもある釘子明氏の耳に残る語りの余韻と大災害をくぐりぬけた経験、更地となった市街地跡が結果学生

たちにとっては想像を超えた体験となり、帰盛後、ボランティア番屋所有の災害DVD(大槌消防署屋上にかろうじて退避

した消防士達、さいとう製菓社長撮影の大船渡市内、重茂半島集落の被災)も視聴した今回の沿岸視察は翌日、「皆無事に

東京にもどることができました。何度か岩手を訪れたことのある自分にとっても為になり、何度も考えるきっかけを与え

て」くれたから始まるメールを頂き、その瑞々しさには感謝の念を覚える。防災啓蒙の一助にも繋がっただろうか。

・11月26日(火)

エコクラフト材料準備【2名】

事務処理日。

・11月27日(水)

エコクラフト材料準備【2名】

事務処理日。

・11月28日(木)

なんでもやろう会準備【3名】

事務処理日。

・11月29日(金)

なんでもやろう会準備【2名】

事務処理日。

・11月30日(土)

なんでもやろう会準備【3名】

事務処理日。

今後の予定=======

・12月7日(土)

しぇあハート村センターハウス主催、沿岸視察研修ツアーに参加。

 

      年末年始のボランティア番屋ならびに無料宿泊所運営は1229日から16日まで

      お休みさせていただき、17日 900より通常業務となります。ご了承ください。

 

以上です。

 

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