東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE

2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。岩手県の三陸沿岸地域は甚大な被害を受けました。この災害に対し、民間レベルでできる支援活動に取り組みたいと考え、県内在住有志で「SAVE IWATE」を立ち上げました。

ボランティア番屋 週報

ボランティア番屋の鈴木智太朗です。

8月6日からの業務内容と今週の予定をお伝えいたします。

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 平成25年8月6日(火)~8月22日(木) 》

 

【ボランティア参加人数】 125名

 

■8月6日(火)

事務処理日。

・8月7日(水)

宿泊棟管理作業【2名】

「これから盛岡南高校ではボランティアに力を入れようという事になりました。よろしくおねがいします」

生徒代表のあいさつがきちんとした礼と共に終わると、手縫いぞうきんの発送前作業に取り組んだ。

今回参加の生徒10名は先月、沿岸地域清掃ボランティアを終えたばかり。地面整地作業ではガラス破片、

茶碗のかけらやおもちゃが出てきて怖かったと語った生徒達も今日は内陸避難者24名のベテランメンバーに

手順とコツを教わって刺繍糸色分け、商品タグ分別、2度繰り返す検品、包装の各作業に携わった。

 

復興支援センター2階フロアは各々の作業テーブルで養殖筏の整列のよう。

その日に持ち込まれたぞうきん400枚は2時間程で発送を待つばかりに整頓され、生徒と避難者の交流へと

進んでいく。終会にあたり生徒の一人からは、小さな活動でも人の役に立てた、楽しかったですとの感想が

寄せられ、始終母の様な微笑みを生徒たちに向けていた内陸避難者の方は愛情をもって次のように応え、

締めくくった。

「皆さん今日はありがとうございました。あんな大きな災害があったのに、ここではみんな楽しくしている事を、

なぐさめにしているのを友人に伝えてください。なぜこうして私たちが集まっているかを高校生として考えてください、

お願いします。今日はありがとう」

 

○兵庫県播磨町を拠点に、ハンモックを改良したブランコ、漁網を筒状にしたトンネル、ロープを用いたバランス

遊び用具一切を車載して移動ボランティア活動を行っている「はりま☆子ども若者応援隊」主宰の福原隆泰氏が

チームメンバーと6日来盛し、7日の田老地区を皮切りに9日まで宮古市内の3か所を会場に子どもたちを迎えた。

屋外遊具に結んだロープ、園庭の立木にくくった漁網、と簡便な設備が感性豊かな子どもには見ただけで声を

あげて笑い出す。そこで遊ぶ自分とひとつになっている。

当初、僕のお父さん遠くに住んでるんだと云われて何処なのか聞いても良いものなのかと、福原氏は被災地の

子どもとの接点に躊躇を感じましたと語り、けれどと、兵庫の子どもとの共通した行動に言及。

「初めは怖がる子も遊ぶという意味で、道具に慣れていくと自分たちで順番を守っていく、誘いあっていく、

そして行儀がいい。沿岸の子どもたちは僕が見るかぎり明るいですよ、僕たちで役に立たのかなぁ」

父兄の方より、アスレチックに馴染む機会が中々なくて子どもが楽しんでいて嬉しいと笑顔で語られたのが

強く印象に残る。

※はりま☆子ども若者応援隊被災地活動に際しては、

宮古市社会福祉協議会 生活復興支援センター 佐々木沙希恵様 田老福祉センター 有原領一様の

ご尽力を頂いた。

 

○ボランティア番屋では陸前高田七夕まつり用にテント貸出を行い、取材を兼ねて参加させて頂いた。

以下は当時市内で被災し高台から始終を目撃したボラ番スタッフ菅野絵梨の報告。

「地域コミュニティについては今年度から本格的な嵩上げ工事は始まり復興が進む中で、来年の祭りが

どうなるか判らない等住民は不安を隠せない。仮設から公営住宅へ移住していくに従いその不安は更に

深刻になるだろう。

 

沿岸部の自立について、今回の祭りも多くの支援団体の協力があったが地元主体で行わなければ

団体の実績作りで終わってしまう。祭り本来の意味からは遠くなってしまいかねない。地区の人々からは、

人手、資金不足を複数支援団体の力で補い形になったが反面振り回されたという意見を持っている方が

いる。駅前は100人の犠牲が出て町内会は解散状態だが残った有志だけで山車を再建した、小さいが

自分たちの身の丈に合った山車に誇りを持っている。祭りが終わって山車の置き場がなく人が居るうちにと

夕方には解体しなければならなかった。

 

支援団体の活動は押し売りになりかねない。自力で立ち上がろうとする地域の方々を「見守る」という支援も

大切ではないか。現状は沿岸の思い描く「復興」と内陸が考える「支援」、その需要と供給に差異が生じている。

この事を知り考えるのは岩手県全体の役割なのだ」

・8月8日(木)

宿泊棟管理作業【2名】

事務処理日。

・8月9日(金)

沿岸情報収集【4名】

大船渡地区での手芸教室開催に向け、担当菅野絵梨が打ち合わせを兼ねて沿岸へ。

・8月10日(土)

しぇあハート村内敷地整備作業【3名】

前日の豪雨災害に現地情報収集を行う。また以前より協力していた釜石鵜住居防災センター周辺

整備は今日の犠牲者慰霊祭に向けたもの。予定通り執り行われた慰霊祭に受付・駐車場整理要員と

して鈴木竜一が参加した。

・8月11日(日)

盛岡市繋地域災害復旧ボランティア作業【6名】

・8月12日(月)

盛岡市繋地域災害復旧ボランティア作業【6名】

・8月13日(火)

盛岡市繋地域災害復旧ボランティア作業【6名】

・8月14日(水)

盛岡市繋地域災害復旧ボランティア作業【6名】

・8月15日(木)

盛岡市繋地域災害復旧ボランティア作業【18名】

・8月16日(金)

盛岡市繋地域災害復旧ボランティア作業【15名】

・8月17日(土)

盛岡市繋地域災害復旧ボランティア作業【13名】

・8月18日(日)

盛岡市繋地域災害復旧ボランティア作業【8名】

・8月19日(月)

盛岡市繋地域災害復旧ボランティア作業【7名】

・8月20日(火)

盛岡市繋地域災害復旧ボランティア作業【13名】

・8月21日(水)

盛岡市繋地域災害復旧ボランティア作業【10名】

・8月22日(木)

盛岡市繋地域災害復旧ボランティア作業【6名】

今週の予定=======

・8月23日(金)

ビーズによる手芸教室が釜石市内仮設団地集会所で開催される。

立案・担当の菅野絵梨が出席。

・8月24日(土)

宮古市生活復興支援センターで連絡会議が行われる。

 

11日から災害地のひとつである繋地区で始まったSAVE IWATEの支援活動は、31日まで

継続される見込み。

 

 

以上です。

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