東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE

2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。岩手県の三陸沿岸地域は甚大な被害を受けました。この災害に対し、民間レベルでできる支援活動に取り組みたいと考え、県内在住有志で「SAVE IWATE」を立ち上げました。

【活動報告】

先日お知らせしました仮設住宅の玄関段差に滑り止めマットの
設置作業が4日、青い鳥コーセイ工場とSAVEIWATE協働
で行われました。
総勢21名により4団地、計190戸の仮設住宅1戸に付き4枚の
マットに専用の接着剤を塗布、設置していきます。

4グループに分かれて作業は日中の日差しの下、手に馴染んだ
順序が次第に速さを帯びて、移動販売車が商品の野菜や果物を
拡げている団地通路を私たちはウエスと箒、マットや接着剤を
持って縦横に歩き廻り、住民の方からは好意を以って迎えられ
たことから午前中には概ねの作業を終えることが出来ました。

青い鳥コーセイ工場の皆様、早朝からの移動と現地作業お疲れ
さまでした。次回もよろしくお願いします。

作業中に、通路の一画で返しの小型スピーカーを置いてギター
を爪弾いていた方から声を掛けられました。

どこから来たのですか、盛岡ですか、ありがとう・・・

私は、団地にお住まいの方お一人でもしっかりと話をお聞きする
つもりでいました。以下は聞き取りです。

地震の長い揺れの間は倒れそうな家電を押さえていて、体が
思うように動かない母はベットにいるけど傍の自分は動けない
状態で、揺れが収まって避難の準備にけっこう時間が掛って
しまった。母の手を引き、さあ、逃げよう、と玄関引き戸を
開けたら向かいの二階建ての屋根の高さの波、その奥には倍
近い波の姿がこっちにのしかかる瞬間を見たから、だめだ、
と引き戸を閉めた途端、ガラス越しに水位が瞬時に足元から
顔まで昇って来た、引き戸がやぶれて水と木材のガレキが一気
になだれこんで足を挟まれ次の勢いで居間の奥に叩きつけられ
た。同時に全身ガレキに叩かれ、口の中、喉まで刺さってくる
から、歯を立てた、それでも水圧で口が開き、首を左右に振る
、歯を立てる、その繰り返しで丈夫だった歯がだめになっちゃった。

そして居間の奥から裏庭に流され、溜まったガレキをよじ登って
お隣の二階ベランダに上がり助かった。

ようやく自宅に戻ったのは10日経ってから。
一階はガレキで埋まり、しかしどうしてか一階の仏間に置いて
いたこのフェンダーギターとケースが二階に、しかもケースの
上にちょこんとギターが乗っていた。
ピアノを弾き、ビートルズが好きで一緒に演奏を楽しんだ母は
警察と自衛隊が一階から搬出してくれた。

釜石は若い人も仕事がないから自分の年齢ではもっと難しいね。
いまは平静になってきた、こんな話をしたのは久しぶりです。
あと、落ち込まないように読書、本読んでるなぁ。

報告/鈴木智太郎

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