東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE

2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。岩手県の三陸沿岸地域は甚大な被害を受けました。この災害に対し、民間レベルでできる支援活動に取り組みたいと考え、県内在住有志で「SAVE IWATE」を立ち上げました。

聞き取り報告 7月24日

陸前高田で伺いました。
私は俄漁師でして、最初は周りでやっていなかったタコ漁を始めたんですよ。
20㎏位のが掛かったんですよ、大きいですよ。
で、段々漁がなくなって今は、ヒラメ、マコガレイ、アイナメ、ソイ、冬は鮭、ブリを
捕ります。

あの日の経験は、私はあんまり他の人よりハプニングは無かったもんで。

海から帰って、お昼食べて、横になってました。で、あの揺れで、津波が
来るんじゃないかと。で、避難所になっている公民館の鍵を、車で開けに
行ったんですよ。家に戻っても津波はこなかったんです。

高台には3~4人が避難してまして、声かけして、しばらく間があって、知り合いが
様子を見てくる、と行ったんだけど途中から、おおい津波だ、津波だと。
で一緒に高台の神社に上がったんですね、石段、50段くらいありましたか。
杉並木の間から見たら、もう自分の車は流れてて、家も流れているし。

津波の音はしたんだろうけど、覚えてないなぁ。

そこから山伝いに小学校に下りたら、校庭にかたまって子供たちが避難してて
津波の規模が判ったんで、ここも危ないと上の道路に皆で上がりました。

聞くところによると、保育園児は先生の先導で移動していて、そこに中学の生徒さん
たちが合流して高台へ連れて上がったみたいですよ。

戻った人たちが、亡くなっているんですよ。
一家で逃げて、おじいさんの薬を忘れたと戻って亡くなったり。
息子は職場の屋上で一夜を明かしました。
亡くなった同じ職場の親戚は、自分の役割があったのか、それに向かって行ったと
聞いたし、それは本人でなければわからないでしょう。

漁ですか。
仲間の漁師からは水温が上がらず、いつまでもタラが捕れたと。今年はそうでした。
漁獲はヒラメ、アイナメ、量は前と同じ状態じゃないかなぁ。
去年、漁師の中で、しばらくはだめだねぇ、とそう語る人はおりました。

今は、高台への集団移転の進み具合をながめている状態です。見取り図は出来ている
ようですが、 実際の進み具合が遅いので皆やきもきしてます。

                       まとめ/文責  鈴木智太郎

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