東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE

2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。岩手県の三陸沿岸地域は甚大な被害を受けました。この災害に対し、民間レベルでできる支援活動に取り組みたいと考え、県内在住有志で「SAVE IWATE」を立ち上げました。

サボテンの里親を捜しています

釜石の地域包括支援センターという所で活動しているスタッフから聞いたお話です。

現在は仮設住宅に入居している初老のご婦人が、先日津波の被害にあったご自宅へ入られたときのこと。

その方はサボテンを育てるのが趣味で、旦那様を早くに亡くされた後、28鉢の大きなサボテンを大切に育てていたそうです。

当時は震災から3ヶ月経っていたため、きっと枯れているだろうと思っていたサボテンが、瓦礫の中、花を咲かせていたそうです。

ご婦人にとってはとても大切なサボテンです。当然、できることならまた手元で、大切に育てたい。

しかし大きなサボテンを28鉢も持ち込むようなスペースは、仮説住宅にはありません。

このまま枯らすしかないのかと、涙ながらにお話しされていたそうです。

そこでSAVE IWATEからのお願いです。

1鉢でも2鉢でも、引き受けて育てて下さる方はいらっしゃいませんか?

この記事をお読みになって、ご協力いただけるという方は下記の連絡先までご一報下さい。

SAVE IWATE Gメール宛先:sviwate@gmail.com

最後に、この話を提供してくれたスタッフの言葉を抜粋いたします。

「きっと、彼女にとって今回の震災で、色んなことを諦めたり、我慢したり、でもその中でも、とてもツライことなんだと思いました。

多分サボテンが枯れても、彼女はちゃんと生きていけます。

けれど、お話を伺って、彼女が大切にしていたものを、何とか救えないだろうかと思いました。

必要不可欠なことじゃないけど、きっと家族のように彼女にとっては大切なものなんだと感じたから、それを聞いた私も、そのサボテンを大切にしたいなと思いました。

せっかくここに来たから、沢山の人のお手伝いは出来なくても、自分が触れ合った人がこれから元気に生きていけるように、何かお手伝いは出来ないかなと思います。

その人にとって大切なものが、もう、これ以上なくならないようにしたいなと思います。」

文責:佐藤

追記(6月25日):

ブログを見ていただいた多くの方から反響があったため、再度スタッフがサボテンの持ち主の方にきちんとお話を伺ってきました。
ご本人は「私が話した内容を覚えていてくれて、こんなふうに対応してくれて本当に嬉しい」と話されていたそうです。
しかしながら、
「今は、サボテンよりも人が優先されるべき。わざわざ来ていただくのも申し訳ない」
また
「サボテンは2~3年に1度、花を咲かせますがその後は結構弱ってしまって、枯れてしまうことが多いです。せっかくもらっていただいても、枯れてしまったら嫌な思いをさせてしまうのでは・・・」とのことでした。

そこで私たちとしては、盛岡の番屋にサボテンを運び、1週間程度番屋で様子を見て、大丈夫そうなら里親になっていただける方にもらっていただきたいと考えています。

サボテンの種類はクジャクサボテン、大きさは大人が立ったときの腰くらいまでの大きさがあるそうです。

現在のところ、十数名の方から里親のお申し出をいただきました。

皆様からのご支援やご協力に、心から感謝いたします。

佐藤

追記(6月26日):

サボテン達は今日、盛岡の番屋に移動いたしました。

持ってこられる分を持って参りました。全部で20鉢です。

「もらっていただいてから枯れてしまっては申し訳ない」という持ち主様の意向もあり、数日間番屋にて様子を見ることにいたします。

今後の経過を、後日改めてお知らせいたします。

佐藤

最後の追記(7月7日):

サボテン達は現在、番屋で元気にしております。

そこでついに、里子へ出すことにいたしました。

これまでに里親のお申し出をいただいた方々には既に、ご連絡しております。

今後はその里親様方からサボテンの様子をお手紙や写真でいただき、元の持ち主様へお送りしようと考えております。

里親の皆様、この記事を読んで気にして下さっていた方々、ありがとうございました。

追伸:ついに最後まで、写真を撮るのを忘れてしまいました。申し訳ございません・・・

佐藤

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