東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE

2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。岩手県の三陸沿岸地域は甚大な被害を受けました。この災害に対し、民間レベルでできる支援活動に取り組みたいと考え、県内在住有志で「SAVE IWATE」を立ち上げました。

日別アーカイブ: 2011年6月20日

吉田戦車さんのマンガ

本日発売のビッグコミックオリジナル(2011年7月5日)で、吉田戦車さんが連載しています「まんが親」にSAVE IWATEが登場しました。漫画家のみなさんが行った瓦礫撤去のことや作業中に瓦礫の中から思いがけないものを発見したエピソードも紹介されています。

被災地の現場に行くと、今でも何か大切なものを探し求めて瓦礫の中を歩き回っている人の姿を見かけることがあります。探し物が見つかってくれるといいのですが、その可能性はもうほとんど残っていないのが現実です。とても切ない気持ちになります。私たちに何ができるのかまたしっかりと考えていきたいと思います。

寺井良夫

 

サボテンの里親を捜しています

釜石の地域包括支援センターという所で活動しているスタッフから聞いたお話です。

現在は仮設住宅に入居している初老のご婦人が、先日津波の被害にあったご自宅へ入られたときのこと。

その方はサボテンを育てるのが趣味で、旦那様を早くに亡くされた後、28鉢の大きなサボテンを大切に育てていたそうです。

当時は震災から3ヶ月経っていたため、きっと枯れているだろうと思っていたサボテンが、瓦礫の中、花を咲かせていたそうです。

ご婦人にとってはとても大切なサボテンです。当然、できることならまた手元で、大切に育てたい。

しかし大きなサボテンを28鉢も持ち込むようなスペースは、仮説住宅にはありません。

このまま枯らすしかないのかと、涙ながらにお話しされていたそうです。

そこでSAVE IWATEからのお願いです。

1鉢でも2鉢でも、引き受けて育てて下さる方はいらっしゃいませんか?

この記事をお読みになって、ご協力いただけるという方は下記の連絡先までご一報下さい。

SAVE IWATE Gメール宛先:sviwate@gmail.com

最後に、この話を提供してくれたスタッフの言葉を抜粋いたします。

「きっと、彼女にとって今回の震災で、色んなことを諦めたり、我慢したり、でもその中でも、とてもツライことなんだと思いました。

多分サボテンが枯れても、彼女はちゃんと生きていけます。

けれど、お話を伺って、彼女が大切にしていたものを、何とか救えないだろうかと思いました。

必要不可欠なことじゃないけど、きっと家族のように彼女にとっては大切なものなんだと感じたから、それを聞いた私も、そのサボテンを大切にしたいなと思いました。

せっかくここに来たから、沢山の人のお手伝いは出来なくても、自分が触れ合った人がこれから元気に生きていけるように、何かお手伝いは出来ないかなと思います。

その人にとって大切なものが、もう、これ以上なくならないようにしたいなと思います。」

文責:佐藤

追記(6月25日):

ブログを見ていただいた多くの方から反響があったため、再度スタッフがサボテンの持ち主の方にきちんとお話を伺ってきました。
ご本人は「私が話した内容を覚えていてくれて、こんなふうに対応してくれて本当に嬉しい」と話されていたそうです。
しかしながら、
「今は、サボテンよりも人が優先されるべき。わざわざ来ていただくのも申し訳ない」
また
「サボテンは2~3年に1度、花を咲かせますがその後は結構弱ってしまって、枯れてしまうことが多いです。せっかくもらっていただいても、枯れてしまったら嫌な思いをさせてしまうのでは・・・」とのことでした。

そこで私たちとしては、盛岡の番屋にサボテンを運び、1週間程度番屋で様子を見て、大丈夫そうなら里親になっていただける方にもらっていただきたいと考えています。

サボテンの種類はクジャクサボテン、大きさは大人が立ったときの腰くらいまでの大きさがあるそうです。

現在のところ、十数名の方から里親のお申し出をいただきました。

皆様からのご支援やご協力に、心から感謝いたします。

佐藤

追記(6月26日):

サボテン達は今日、盛岡の番屋に移動いたしました。

持ってこられる分を持って参りました。全部で20鉢です。

「もらっていただいてから枯れてしまっては申し訳ない」という持ち主様の意向もあり、数日間番屋にて様子を見ることにいたします。

今後の経過を、後日改めてお知らせいたします。

佐藤

最後の追記(7月7日):

サボテン達は現在、番屋で元気にしております。

そこでついに、里子へ出すことにいたしました。

これまでに里親のお申し出をいただいた方々には既に、ご連絡しております。

今後はその里親様方からサボテンの様子をお手紙や写真でいただき、元の持ち主様へお送りしようと考えております。

里親の皆様、この記事を読んで気にして下さっていた方々、ありがとうございました。

追伸:ついに最後まで、写真を撮るのを忘れてしまいました。申し訳ございません・・・

佐藤

まごころキッチン陸前高田

調理の様子 配達車両

陸前高田市の避難所で生活している方々への食事支援を始めました。避難所の食事ではどうしても栄養バランスが崩れがちです。肉、魚、野菜などを使ったおかずを1品作って1人分ずつ容器に入れて避難所に届けています。

避難所の方々からはたいへん喜ばれているようです。煮魚を届けた時は、震災後初めて食べましたと言われたとのことです。海辺で育ったみなさんですから、やっぱり魚が食べたいのでしょう。

届けている先は、昼食はすべての避難所に対して3日に1回の割合、夕食は長部小学校と米崎小学校に毎日です。昼食と夕食それぞれ150~200食です。長部小と米崎小以外の避難所は、行政が夕食にお弁当を配達していますので、そこは役割分担することにしたものです。

調理場所は陸前高田ドライビングスクールの厨房をお借りし、地元の調理師の方々に調理をお願いしています。

メニューについては、ホテルロイヤル盛岡にお勤めしています洋食の料理長齊藤和也さんにお手伝いをいただいています。齊藤さんは直接現地に行って調理の助言をして下さっています。

食事の配達は地元の方にお願いしているほか、遠野のNPO法人山里暮らしネットワークの方々にも協力いただいています。配達に使うトラックは、静岡のロータリークラブから無償提供いただいたものです。

この活動の資金は、BAJ(ブリッジエーシアジャパン)を通してジャパンプラットフォームから支援いただいています。本当に多くの方々の協力があって初めてこの活動が成り立っています。ご協力いただきましたみなさん、ありがとうございました。

寺井良夫

番屋日報 6/20

 番屋リーダーの漆戸です。
 
出荷分
・吉里吉里、大槌、他  手紙、塗り絵、玩具、化粧水、ハンドクリーム、リップクリーム、ポーチ、靴、枕、寝袋、タオルケット、他  SARA
 
 
取りまとめ分
 なし。
 
 
お渡し分
・大槌→盛岡  オムツ、ポリ袋、お尻ふき、ベビーソープ、涎掛け、赤ちゃん綿棒、ゴキブリホイホイ、シャンプー類、ラップ、ティッシュ、他
・山田町  ラップ、タンブラー、箒、シャンプー、リンス、ハンドクリーム、メジャー、ライト、空気清浄器、簾、食器類、衣料品、タオルケット、缶詰、他
・大槌→紫波  Tシャツ、ポロシャツ、財布、ボディソープ、練歯磨、靴下、ポット、ハンドクリーム、割箸、マグカップ、缶詰、みりん、皿、他
・釜石→盛岡  シーツ、財布、巾着、ボディソープ、エプロン、コーヒーカップ、服、タオル、傘、他
 
 
被災者の声
・物資支援、義捐金支援は続いてほしい。
・扇風機が欲しい。
・避難所を出ると物資がもらえなくなった。
 
 
明日の予定
・番屋2階の整理
・盛短の整理
 
 
 本日のボランティアは9名でした。ありがとうございます。
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。