東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE

2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。岩手県の三陸沿岸地域は甚大な被害を受けました。この災害に対し、民間レベルでできる支援活動に取り組みたいと考え、県内在住有志で「SAVE IWATE」を立ち上げました。

配慮

4月24日に横井修一さんの大槌訪問報告が掲載されました。その報告の最後の一行が心に残っています。「心ない支援物は避難所の人たちを傷つけるものです」
たった2時間で壊れた運動靴の話でした。
たとえ善意であっても、何かする時には細心の注意が必要です。
SAVE  IWATEでは 震災直後は、肌着や靴下を包装から取り出して届けていました。
これは、すぐに使えるようにということと、被災地にゴミを増やさないためでした。
しかし、時間の経過とともに、現在は包装をしたまま届けるようになりました。肌着、靴下など直接肌にふれる物は、新品だと分かるほうがいいという要望があったからです。
物であれば、このように意向にそうことが出来ます。しかし、形のないものをお届けする時はどのような配慮が必要でしょうか?私自身、答えが見つかりません。しかし、常に誠実な気持ちがあれば、もし失敗があっても許していただけるのではないでしょうか。

SAVE  IWATE のボランティア内部では色々な意見が交わされています。支援物資のなかの絵本について、続けてふたつ提案がありましたのでご紹介します。

Iさんより

先日、子どもの支援活動で絵本を被災地に送っている友人に聞いて、内容についての配慮が必要だと気づきました。
彼女曰く、
「人魚姫はマズイ、と思ったのよ。それで、ひょっとしてそういう内容のものを送ってしまうとダメだろうと思って、集まった絵本を読み返してみたら、結構、これはちょっと…っていうのがあるのよね。例えば『こんとあき』。鳥取砂丘にこんが埋まってしまうシーンがあるの。民話とかでも、自然が怒って大きな被害が生まれるものとか、沢山ある」仕分けの皆さんには大変恐縮ですが、支援物資を送る前にざっと内容をご確認いただければ有難いと思います。
よろしくお願いいたします。

Yさんより

私もそういうことを聞いていたので、先日田野畑村の避難所に絵本や玩具を持って行く友人に頼まれて集めた絵本数十冊をチェックしたら、やはりとても渡せないという内容のもの、結構ありました。
お伽話や教訓となるような昔話に多いようです。普段ならいい話なんだけど、今はちょっと見せたくない、また見たくはないだろうというような内容。例えばピノキオなんかも溺れる場面があったりしますね。またこどもの好きな幽霊、怪談も、かわいらしいお化け以外はよけました。
思いのほか多くて、でも寄付してくれた人達には決して悪気はなく、従って、そういう本はブックオフに持って行き、そのまま義援金として寄付出来る仕組みが出来ているので、そこへ入れました。
絵本のチェックは大変だし、難しさもありますが必要だと思います。

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