東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE

2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。岩手県の三陸沿岸地域は甚大な被害を受けました。この災害に対し、民間レベルでできる支援活動に取り組みたいと考え、県内在住有志で「SAVE IWATE」を立ち上げました。

被災者から被災者へ

被災者から被災者へのメッセージ。内陸部の避難施設の掲示板より。

 何をする?どうする? 
  考えたり行動する前に、まず、頭の中を整理する。
   
  世の中に何も無い事はない。 
  そう思っている時点で、頭の中に 
  別の何かが生まれてる。 
  ただ、それを上手く形にできないだけ。
   
  待っていて怒るなら、自分から動けば早くなる。
  それが、動く事ができないなら 
  言葉を口にすれば、相手に伝わる。
  愚痴を言うエネルギーがあるなら、
  それを別の所で活かすといい。  
   
  押してもダメなら引いてみる。 
  それでもダメなら横にする。 
  きっと何かやり方がある。  
   
  初めは何もなかった。皆そこから始まった。
   
  無くした 物は大きく多い。 
  でも、ゼロになっただけで新たに 
  手にした物も、きっと何かあるはず。
   
 これだけの災害なのだから、 
  「俺が一番酷かった」 
  「私が一番辛かった」 
  と強弱をつけるのではなく、 
  皆が同じ位置にいると思えば 
  隣同士、自然に手と手を 
  取り合えるはず。  
   
  「ガンバッテ!」と声をかけられると
  「何も無いんだ、どう何を頑張ればいいんだ」と
  怒る前に、 
  では自分の立場が逆だったら 
  あなたは何と声をかけますか? 
  そう思えば、相手の一声は 
  とても有難いものになる。  
   
  前に進む、進む、進む。 
  いずれ何かにぶち当る。 
  それをなんとかする者、乗り越える者、
  でも行き当たってしまったのなら 
  1歩さがって別の道を行くというのも
  一つの考え方なのかも。  
   
  あの人の考え、行動はおもしろくないと思うのではなく
  「こういう考え方もあるのか」ととらえれば良い。
   
  便利な世の中、それに慣れた人々でも、
  不便だったからこそ、人々は便利を得た。
    
 ダメだと思う時は、まだ頭の中のどこかに
  考えがねむっているはず。  
   
  言葉や想いに力がないのはあたりまえ。
  ただ、そう思うのではなく言葉を目で見て
  耳で聞き、それを心で受けとめ 
  そして、身体を何か動かす。 
  それが初めての力の第一歩になる。 
   
  あたり前と思うのではなく 
  有り難いと思う事。  
   
  子供達がうるさいと思うあなたも 
  昔は同じ子供だった。  
   
  避難所で救護や介護をしてくださる者に
  姿勢があるならば、 
  それらを受ける被災者側にも 
  それなりの礼儀と姿勢があるはず。
  それが、言葉にしない感謝へとむすびつく。
   
  人がもう一人いれば、 
  そこから何でも全てが 
  集団行動。 
  
  
  ここまで読んで、良く思う方、悪く思う方、
  その何かを感じた気持ちが「活力」です。
  それをあるべき所へ向けてください。 
 
   
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これを書いた方は、火の迫る海の中を2日間漂った末に救出されて
盛岡の日赤に搬送されました。そして、復興のために何かをするべく、先日地元に戻られたそうです。許可を頂いて掲載しました。

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