東日本大震災 被災地支援チーム SAVE IWATE

2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。岩手県の三陸沿岸地域は甚大な被害を受けました。この災害に対し、民間レベルでできる支援活動に取り組みたいと考え、県内在住有志で「SAVE IWATE」を立ち上げました。

釜石の様子4月2日

釜石へ物資を運んでくれたTさんから報告が届きました。長文ですが、現在の状況が詳しく分かりますので、お読み下さい。

4月2日(土)、釜石に行く際にSAVEIWATEさんから物資をご協力いただきました。
たすかりました。ありがとうございます。
3月26日(土)も釜石に行きましたが、その時よりもいくらか歩道の瓦礫等が撤去され、歩きやすくなっていたような気はしました。
とは言ってもまだまだ瓦礫の山です。石灰のようなもの(消毒でしょうか)が撒かれているのと、天気が良く泥が乾いたため、風で舞い上げられ大変埃っぽかったです。釜石駅からの信号は相変わらず点いていませんでした。

まずは、平田にある「あいぜんの里」という特別養護老人ホームへ。
先週行った際は断水状態でしたが、2・3日前に水が出たようです。
しかし今度はガスが止まってしまい、温かい飲み物は飲めない状況です。
ですので、震災後は1度も入浴ができていないとのことでした。

老人用の栄養補助食品(ゼリー状のもので高カロリー)が手に入らず困っているとのことを聞いていましたので、数箱手配して持っていったら大変喜んでいただけました。
固形物を食べられない方用の食品が手に入らずお困りのようです。

食事は今まで2食だったのがやっと3食になったそうです。
とはいっても3食とも少量のおかゆで(朝食はパンも選択可)、夕食にはサンマを煮たものが出たといっていましたが生臭かったそうです。他に食べるものがないので無理して食べたら戻してしまったとのことでした。
次に、唐丹町大石に向かいました。家のすぐ目の前が海という地区です。
ここは、42世帯104人が暮らしています。(1歳児1名、小学生1名、介護が必要な高齢者3名を含む)大石地域交流センターには避難者が3名いらっしゃいました。
ここは、私たちが行ったときに水道業者の方がいらしていて、水が出たばかりでした。5軒くらいの家が全壊していました。
電気が通っていないとのことで、ちょうど私たちがいるときに自衛隊の方がろうそくを小さい買い物袋に1つ分と懐中電灯を5・6本持ってこられました。

釜石市はシープラザに届けられた物資の中から地区の人口の割合に応じて分配しているそうです。大石地区は0.9%だそうで、1日でカップラーメン5個(地区全員分で)だったり、1世帯に小さいキャベツを6等分したものが1つだったりするそうです。

分配できないくらい少ない量しか来ないので、消防団の方が分配できるくらいの量をコミュニティセンターに貯めてから、平等に分配しているそうです。
毎朝センターの前に住民が袋を持って並ぶのだとか。

缶詰とカップラーメン以外のおかずが食べたいといっていました。
「でも贅沢だよな・・・」なんて言いながら・・・
漬物類を多少持っていっていたので、渡すと大変喜んでいただきました。秋田のいぶりがっこを見て「これ大好きなんだよなぁ」と言って頂いたので後日お送りする約束をしてきました。クロネコヤマトさんの配達はきているそうです。

車も無事な方は多いですが、釜石市街地まで30分近くかかる場所なのでガソリンのことを考えると行けないと。行ってみたけど何も売っていなかったという方もいらっしゃいました。

マスク、歯ブラシ、歯磨き粉、子供用のおもちゃ、老人用おむつ、タオル、食糧、軍手等を受け取っていただきました。

今特に必要なものが25.5~26.5cmの長靴、懐中電灯、電池、食糧だそうです。
漁師の方が多いようで長靴等はみんな津波に持っていかれてしまったそうです。
長靴がないため瓦礫の撤去作業ができないと。

唐丹町花露辺地区の方々も同じように困っているはずだから行ってやってほしいと言われ、花露辺地区に向かいました。向かう途中の道路は片側1車線が崩れてなくなってしまい、歩道を利用して通行している箇所もありました。

花露辺漁村センターというところに120人くらいの方が避難されていました。
電気が復旧したため、今日中に半数は自宅に戻るとのことでしたが、残りの半数の方は自宅をなくされた方のようでした。

水道は近くに水が出ているところがあり(山水か上水道かは不明、屋外にあるパイプに流れてきているもの)、大きな樽に汲んでフォークリフトで運んでいました。関東医療支援チームという車が停まっていました。

マスク、歯ブラシ、歯磨き粉、子供用のおもちゃ、子供用の服、老人用おむつ、タオル、靴下、文房具等を受け取っていただきました。
土曜日だったせいか、釜石大観音の辺りから新仙人峠の途中までは行きも帰りも渋滞でした。

長くなりましたが、以上ご報告でした。

釜石の様子4月2日」への4件のフィードバック

  1. 中野玲子 2011年4月4日 4:34 PM

    釜石の様子を詳しく書いて頂き たすかりました
    高齢者用の食品を送る手配ができましたら、SAVEIWATEさんに送っても邪魔になりませんか?
    釜石へはガソリン補給の関係で なかなかいけないのでしょうか・・・ハイブリっト車でならいけるかも・・・?これからも 物資支援の連絡させていただきます。中野

    • sviwate 2011年4月4日 5:08 PM

      皆様から送られた活動支援金を有効に使うため、沿岸どこにでも行きたいと思います。近くに行くトラックや、個人の車に託すこともあります。どうぞ、お電話でご相談ください。SAVE IWATEのトラックはすでに大小併せて30台ほど被災地を往復しています。(後ほど、ご報告いたします)(R)

  2. 小林典子 2011年4月4日 2:09 PM

    3回ほど物資や義援金を届けに行きました。その都度「今足りないもの」の張り紙を見ては持って行っていますが、そちらまで行くのに時間がかかるので、「今日現在足りないもの」が何か知りたいので、こちらのページで「今日足りないもの」と題して発信していただけると集めやすいです。
    ちなみに、3/28の報告の中に「中高生が着るような服が足りない」とありましたが、古着は十分あるとのことも最近投稿されていたのですが、中高生の男女の古着は足りていますか?

    • sviwate 2011年4月4日 3:38 PM

      ご指摘ありがとうございます。せっかく瞬発力のあるSAVE IWATEですから、もっと細やかにお知らせしていきます。ただ今WEBに強い方を探しているところです。衣類については、現在ストップしています。なぜなら番屋の収容力が限界に達し、二階まで段ボール箱がいっぱい、床が落ちそうなのです。詳しくは投稿で。(R)

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。